学習机の奥行きをリサイズ。見た目も使い勝手もほとんどそのままに♪
分解ができないタイプの学習机を、奥行きをリサイズしてお客様のご新居に搬入できるようにしました。
ご相談いただいたのはこちらの学習机。
天板・脚・右側の引き出し部分、全て一体型となっている机で、サイズはW1200 D700 H730でした。
ご新居の廊下幅は750mmあるけれど、ドア枠を入れるともう少し狭くなり、さらに設置場所までに角を曲がる必要があるためサイズを小さくしたいとのことでした。
そうそう、廊下幅があるから問題なく搬入できると思ったら、角を曲がるところでどうにもこうにも通らなくなること、ありますよね(つД`)ノ（私も経験が…あの時の絶望感たるや。）
お引っ越し先に搬入できなさそうという理由からリメイクのご相談をいただきましたが、お客様はこちらの学習机を気に入っているからなるべく見た目は変えたくないと仰っていました。
実は当初、脚の部分を着脱できるようにリメイクできないかともご質問いただいていました。たしかに、そうすれば見た目を変えずにすみそうですよね。
でも、このようなろくろ脚（なおかつ細い）を一度カットして着脱できるようにするのは至難の技です。できたとしてもあまり強度がよろしくないことに…
そのため、末長くお使いいただけるように今回は奥行きをリサイズすることになりました。
さて、どこまでサイズを縮めるかですが、その指針の一つとなったのが天板下の引き出しでした。
引き出しはこのような形になっており、天板の奥行きいっぱいのサイズはありませんでした。
そこで、引き出しの箱体のサイズはそのままに、後ろのとび出している部分をカットして、それに合わせて机全体のサイズも縮めることになりました。見た目も使い勝手もなるべくそのままに、がポイントです♪
どのような仕上がりとなったのか、それではさっそくリメイク後の写真をご覧ください。
正面から見ると、リメイクしたのがわからないほどですが…
上から見ると、かなりスッキリしたのがおわかりいただけるかと思います。
奥行きサイズを700mmから540mmまで縮めました。
ん〜！スリム！
脚パネルも奥行きを縮めたわけですが、一体どうやって加工したんだろう？と思ってしまうほど綺麗にリサイズされています。
先ほど話題にした引き出しは、このようにカット加工しました。
引き出しの箱部分のサイズは変わっていないので、リメイク前と同じ収納力になっています。
見た目も使い勝手もほとんどそのままに、どんなお部屋でも搬入しやすいサイズとなった学習机。
もちろんお客様のご新居にも難なく納品することができました♪
納品にお伺いした『家具作りたいおっさん』（ルーツファクトリー代表）いわく、無事にお部屋に設置できてお客様も一安心のご様子だったとか。
大切な家具を、お部屋に搬入できないという理由で手放すなんて寂しすぎますもんね。リメイクのご相談をいただけて良かったです（＾＾）
これからも末長くお使いいただけますように。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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