家具のリメイク

製作ストーリー

「戦前からの本棚を使い続けたい」雰囲気そのままリペア&リサイズ!

「戦前からの本棚を使い続けたい」雰囲気そのままリペア&リサイズ!のイメージ

    

ルーツファクトリーでは、年代物の家具のリメイクをご依頼いただくことも少なくないのですが、また一つ、何十年もの月日を重ねた家具をリメイクさせていただきました。

リメイクのご依頼をいただいたのは、こちら。

なんと戦前から使われていた本棚だそうです。

お客様からいただいたご相談メールには、「部屋の片隅にあった本箱、中身を出して取り出したら、私も残して使いたい気持ちになりました。」と綴られていました。

ご希望のリメイク内容は、本棚の見た目はそのままにサイズをひと回り小さくすること、ぐらつきや板の割れなどを直すことでした。

ただ、背板に空いているこちらの穴はそのまま残したいとご希望いただきました。

というのも、実はこちらの穴は戦時中に爆弾の破片でできたものだそうで、お客様のお家では『爆弾本箱』と呼ばれ、それがこの本箱のアイデンティティにもなっているそうなのです。

歴史が刻まれた家具・・・そんな家具のリメイクをご依頼いただけて光栄です。

お客様は車で行ける距離だからと、東京店シモキタベースに本棚をお持ち込みくださいました。(ルーツファクトリーでは家具のお引き取りも承っていますが、お店へのお持ち込みにもご対応しています。)

そして、ルーツファクトリーカーで運搬して淡路島工房オニオンベースへ。

オニオンベースでリペア&リサイズの作業が進められました。

サイズは横幅を77cmから60cmに縮めたいとご希望いただいていました。

棚板、背板、側板、天板、すべて分解してから加工を進めていきました。年季の入った家具なので傷ついてしまわないよう注意を払って作業します。

こちらは天板なのですが・・・何やら複雑な形ですね。

元の家具の雰囲気を崩さないようにリサイズするには、こういった細かいところも再現しなくてはいけません。

んんん?こちらは何をしているのでしょう?

棚をリサイズして出た材を使って、丸い小さな部材をくり抜いています。

あ。

側板と棚板を接合した部分に埋め木として使うんですね。

隅々まで元の家具がいきるようにこだわって製作しました。

そしてリメイク完成した姿がこちら。

幅が小さくなり、スッキリとした形になりました。

側板の折れてしまっていた部分や、割れがあった箇所も綺麗になっています。

元々どこが壊れてしまっていたのかわからないくらいですね!

背板の穴はバッチリそのまま残っていますよ。

お引き渡しは再びシモキタベースでさせていただいたのですが、お客様は仕上がりにとても喜んでくださいました!

「すごく良い!お願いして良かったです!ありがとうございました。
また何か家具のリメイクをする時はルーツファクトリーさんにお願いしたいです。」

こちらこそありがとうございました。戦前から引き継がれてきた家具が、これからもお客様の元で輝き続けるのだと思うとこちらまで嬉しい気持ちでいっぱいになります。

また何かあればいつでもご相談ください。

ルーツファクトリーでは、長く使われてきた家具、汚れや傷、破損のある家具のリメイクも承っています。

「壊れていたらリメイクはできないかな」と諦めてしまわずにどうぞお気軽にお問い合わせください(^^)

ユリマタタ

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ

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