和タンスの下部を引き出し一段分高さをリサイズ。2階に搬入可能に♪
婚礼家具の和タンスから3つの家具にリメイクさせていただきました。今日はそのうちの一つをご紹介します。
リメイクのご相談をくださったのは↓の食器棚のリメイクをご依頼くださったお客様。ぜひこちらの記事も見てみてくださいね♪
お引っ越しを機に、和タンスのサイズを小さくして使いたいとご相談いただきました。
お客様は和タンスを上下分割して使う用の天板と台輪をお持ちだったので、分割して背を低くして使うことは可能でした。
しかし、それでもご新居で使うにあたって高さがありすぎるとのことで、下部はもう少し低くなるようリメイクしたいとご希望いただきました。
具体的には、引き出し一段分減らしてH900以内に収まるようにしたいと仰っていました。
果たしてそのようなリメイクは可能なのでしょうか？答えはもちろん、イエスです。
ただ、ルーツファクトリーではもちろんリメイク可能なのですが、それはイコール簡単にリメイクできるというわけではありません。
今回のリメイクではどのような作業が必要になるかというと…
まず、引き出し一段分高さを低くするために、本体をカットします。今回は全体を分解せず箱体のまま刃を通したのですが、大きな箱体（立体）をカットするのは精度を出すのが大変でかなり慎重に行う必要があります。
また、リサイズした本体の底には元の台輪を取り付けます。
元々台輪は本体と一体になっていたので、一度切り離し、再び本体と合うように加工して接着しました。
そうして手間暇かけてリメイクしたものがこちら。
引き出し一段分小さくなるだけでかなりコンパクトになりますね！
リサイズ加工した足元部分はこの通り。一度切り離して再び組み直したとはわからない、綺麗な仕上がりです。
もちろん、リメイク後も引き出しの開け閉めは問題なくスムーズです。
う〜ん、アップで見ても引きで見ても、やっぱりまったく違和感ありません。
何がどうなっているやら…と思わず呟いてしまいましたw
リメイクしたタンスをお客様宅に納品させていただいた写真がこちら。
2階のお部屋に階段を通って搬入したのですが、このサイズでギリギリ通れたという感じだったので、元の大きさのままだったら吊り上げ搬入などする必要があったでしょう。
そして、高さを低くしたことでもう一つ叶えられたことが。
そう、腰窓のラインに合わせることができたのです。窓を塞いでしまうと見た目も良くないし何より使いづらいですもんね。
お客様は理想のサイズにリメイクできて嬉しいと喜んでくださいました♪
さて、もう2点、和タンスの上部からリメイクさせていただいた家具があります。一つずつご紹介していくのでお楽しみに〜♪
（もう2点のリメイクについては、↓からご覧いただけます！）
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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