和タンスとブレザータンスをリメイク！引き出しと扉でチェスト2台に
和タンスとブレザータンスの引き出しを活かして、チェスト2台にリメイクさせていただきました。
先日、和タンスの開き扉部分をダイニング用のサイドボードにリメイクした事例をご紹介しましたが、お客様とそのリメイクについてご相談する中で、下部の引き出しをどうするか…というお話に。
和タンスは上段・中段・下段と分かれるようになっていました。
お客様は下段の4段は他の場所で使われるご予定とのことだったので、中段の3段が残ります。
また、ブレザータンスも何かに活かしたいけれど、何にリメイクするのが良いか…とお客様はお悩みのご様子でした。
お客様と一緒に家具を見て様々な案が出る中で、和タンスとブレザータンスの引き出しを合わせてチェストを作るのはどうかと家具作りたいおっさん（ルーツファクトリー代表）からアイデアが出ました。
お客様は「良いですね！でも引き出しのサイズが大きいのがちょっと気になるなぁ〜」と、アイデア自体は気に入ってくださったのですが、婚礼タンスの引き出しのサイズ感に少しためらわれているご様子。
家具作りたいおっさんは「それならば、引き出しの幅を半分にしてスリムなチェストにするのはどうでしょう？」とお客様にお聞きしました。
すると、お客様は「えっ！そんなこともできるんですか！それは素敵！」と驚いていらっしゃるようでした。
そうなんです。婚礼タンスの引き出しをリサイズしてスリムなチェストにリメイクする、というのはルーツファクトリーのリメイク事例の中でも人気のリメイクの一つです♪
そこから、引き出しを半分に分割して双子のような2台のチェストにするのも良さそう、ブレザータンスの扉をチェストの側板に使うこともできそう、などなど、どんどんとアイデアが膨らんでいきました。
婚礼タンスの部材を余すことなく活かしたリメイク、このようなチェストになりました！
正面から見ると、まるで婚礼タンスの引き出しが2つに分身したような仕上がりです。
横から見ると、この通りブレザータンスの扉が側板に活かされ、一層婚礼タンスの面影を感じられます。
ちなみに、2台のチェストをぴったり並べて置くこともできるように、内側はフラットに仕上げました。
このように2台くっつけて設置することもできるし、片側面を壁にくっつけて置くこともできます。
リサイズした引き出しには、全段にスライドレールを仕込みました。
3段引きのスライドレールを採用しているので、このように引き出しを全開することができます。
D580あった本体サイズをD450まで縮めているのでかなりコンパクトになりましたが、引き出しを全開できるので収納力は健在です♪
こちらも先日ご紹介したサイドボードやテレビボードと一緒にお客様のご新居に納品させていただきました。
チェストは2階のお部屋へ。おそらく元の引き出しのサイズだと取り回しが大変でしたが、横幅も奥行きもスリムになっているのでまったく問題なく搬入することができました。
梱包を解くと、お客様は「あら、素敵になって！」と喜んでくださいました。
そして、前回のブログ（洋服タンスからリメイクしたテレビボードの事例）にもお客様から後日頂いたメールをご紹介しましたが、そちらのメールには続けてこのように綴られていました。
「特に夫は6段チェストのスベリがよくなっているのに驚いています。
日本の素材、家具のスペシャリストが手がけてくださったという安心感もあり、亡き両親がくれた婚礼家具を有効なアイテムに蘇らせてくださったことに感謝いたします。
依頼して良かった！と夫婦で話しています。お世話になりました。」
ご夫婦お二人ともにご納得いただける仕上がりとなって何よりです！
思い出の詰まった大切な家具のリメイクをお任せいただきありがとうございました。これからも末長くご愛用いただけますように。
（和タンスのリメイク、洋服タンスのリメイクについては↓からご覧いただけます。ぜひこちらもチェックしてみてください♪）
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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素敵に大変身！思い出の婚礼箪笥（婚礼家具）のリメイク実例をご紹介！
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