婚礼タンスをオープン棚にリメイク。扉を側板に活かし脚付き3段収納に
婚礼家具の洋服タンスから書類ファイルなどを収納できるオープン棚にリメイクしました。
昨日、婚礼家具の整理タンスや洋服タンスからベッドにリメイクしたお話をご紹介しましたが、今回ご紹介するオープン棚は洋服タンスの扉を活かして製作しました。
お母様との同居に備えてお部屋を整えていきたいとご相談いただいた今回のリメイク。
リメイク後のオープン棚は、リビングに置きたいとご希望いただいており、設置スペースを採寸して製作する家具のサイズを決めました。
その結果、横幅サイズは600mmにすることになりました。
また、棚の中にはD240×H320のA4ファイルを収納する予定とお話しいただいていました。ファイルは縦向きではなく横向きに寝かせて収納するかもしれないから、奥行きの内寸は33cm程度確保してほしいとご希望いただきました。
ただし、縦向きにも収納できるように、棚の各段の高さ内寸も33cm確保することに。段数は、全体のバランスを見て3段にしました。
そして、下部にはお掃除ロボットが通れるようにH100の脚を取り付け、全高が1200mm強になるようにします。
それでは、どのようなオープン棚が出来上がったのか、さっそく完成写真をご覧ください。
洋服タンスの特徴的な扉がばっちり活かされたオープン棚となりました！
大きな婚礼タンスからリメイクしたとは信じられないほどコンパクトになりましたね。それでもしっかり面影が残っているから不思議です。
天板や棚板、底板などには新しい材料を使用したのですが、なるべく元の雰囲気が損なわれないよう材料の選定や塗装の調色にかなり気を遣いました。
底部には黒染めのテーパーカットの脚を取り付け、重厚感あるデザインながらもスッキリとした印象に。
新しい設置場所に合わせて、新たな形に生まれ変わったオープン棚。シンプルな形で扉の美しいデザインがよく映えています。
こちらをお客様のお家へ納品させていただきました。
納品後、棚にはファイルが収納され、さらに天板には美しいお花たちが飾られました。
ん〜！なんて素敵なんでしょう！シックな棚に艶やかなお花がよく似合います。
側板のデザインがよく目に入る場所への設置なので、いつでも元のタンスの存在を思い出すことができそうですね。
2棹の婚礼タンスから、まったく異なる3つの家具に変身した今回のリメイク。
お客様も「思い入れのある家具が、ライフスタイルに合った形に生まれ変わって嬉しいです。」と喜んでくださいました。
新たに始まるお母様との暮らしが素敵なものとなりますように♪リメイクをご依頼いただきありがとうございました！
（一緒にご依頼いただいた、整理タンスからチェストにリメイクしたお話と、整理タンス・洋服タンスからシングルベッドにリメイクしたお話は↓のリンクからご覧いただけます）
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
素敵に大変身！思い出の婚礼箪笥（婚礼家具）のリメイク実例をご紹介！
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