整理タンスをリサイズ＆色替え！ヨーロピアン猫脚チェストにリメイク
婚礼家具の整理タンス、和タンス、椅子付き三面鏡をリメイクさせていただきました。
お家の雰囲気や間取りに合わず、何年もずっと眠ったままになってしまっているとご相談を受けた婚礼家具。
今回は、そのうちの整理タンスのリメイクについてご紹介します。
こちらがリメイク前の整理タンスです。
美しい装飾が施された7段の引き出しに、高級感溢れる厚みのある天板と台輪。
引き出しの前板には、キラキラと彩り豊かに輝く取っ手があしらわれていました。
お客様からのご相談は、サイズが大きすぎるから引き出しの段数を4段ほどに減らし、横幅や奥行きもコンパクトにしたいというものでした。
家具のお引き取りに伺った際に、お客様と一緒に家具を見ながらどのようにリサイズするか決めます。
こちらの整理タンスは向かって左側が大引き出し、右側が小引き出しとなっていました。
そこで、お客様とご相談の上、右側の引き出しのサイズに合わせて左側の引き出しを端から詰めて、左右対称にリサイズすることにしました。
また、高さをリサイズするにあたって底部は台輪構造から4本脚に変更することになりました。
脚の形状は、お客様とお話しする中で「それ素敵！」と言っていただいた猫脚に。
さらに、お部屋の他の家具と合わせてお色味も変更したいとご希望いただきました。
そうしてリメイクさせていただいた家具は、元の魅力を活かしながら雰囲気を一新した素敵なチェストとなりました！
リメイク後の姿をご覧ください。こちらです♪
艶やかなミルキーホワイトの塗装が上品なヨーロピアン調のチェストに生まれ変わりました。
取っ手は白塗装せずそのまま活かし、アクセントとなっています。
元の形状を活かしてリサイズした引き出しは、どこをカットしたのかわからないほど自然な仕上がりに。
奥行きも浅くしたので、引き出しの落下防止も兼ねて内部にはスライドレールを取り付けました。
高さは引き出しを4段に減らしたことで1m弱となりました。
ちなみに、こちらの猫脚の高さは170mmあるのですが、お客様がお使いのお掃除ロボットの高さが130mmあるとのことで、ロボットが家具の下を問題なく通れるようにと設定しました。
そして、それら全体のバランスを見て天板や底板の厚みも決めました。
天板や底板はその厚みに合わせた面取りを施しました。面取りによる陰影で家具の深みが増します。
さぁ、大変身を遂げた今回のリメイク。お客様のもとへ納品に伺うと…
「わーっ！想像以上に素敵！」と、奥様と旦那様お二人とも驚き喜んでくださいました。
ふふふ、家具を納品させていただくこの瞬間、たまりません(￣∀￣)
「タンスから猫脚のチェストにリメイクなんてうまくイメージができずにいたんですけど、こんなに素敵な家具になるなんて。お願いして良かったです！」と嬉しいお言葉をいただきました。
お部屋のドアなどのお色味ともぴったり♪あまりにもお似合いなので、写真を撮影するのも楽しくなっちゃいました。
さてさて、素敵に生まれ変わったのはこちらのチェストだけではありません。
一緒にご依頼いただいた、和タンスや椅子付き三面鏡もとってもイイ感じに仕上がりました。
次回以降、一つずつご紹介していくのでお楽しみに♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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