無垢ブビンガの座卓をテレビ台にリメイク！素材の魅力を活かして製作
無垢ブビンガの座卓から、テレビ台にリメイクさせていただきました。
お客様の旦那様のご実家で長らく使われていたというとても立派な座卓。
そのままでは使い続けることができないけれど、捨ててしまうのは忍びないのでリメイクして新居で使うことができたらとご相談いただきました。
お客様のご新居は和室がないため座卓としては使わないとのこと。そこでご依頼いただいたのが、テレビ台へのリメイクでした。
お客様から頂いたご希望イメージは、オープンタイプのテレビ台で2つの台がスライドして横幅サイズを変えられるもの。テレビ台の上には、50インチのテレビを置く予定とお聞きしていました。
お客様からご希望いただいたイメージのテレビ台を作るにあたり、厚み7cmの座卓天板はそのまま使用することができないので、天板は半分にスライスして使用することになりました。
座卓の素材は無垢材であったため、様々な加工が可能でした。
ただし、ブビンガは体積当たりの密度が高く、かなり硬い樹種です。そのため、切断や接合にはとても手間がかかります。
また、今回テレビ台の全ての部材を座卓の部材から作ることにしたので、木取りもよくよく考えなくてはなりませんでした。
材をカットする際に必ず刃の厚み分サイズが縮まってしまうし、それ以外にも割れが出てしまう可能性もあります。そういったことを見込みながら、見栄え良くかつ丈夫なテレビ台に仕上げるためにはどう加工するのが良いか考えました。
そうしてリメイク完成したテレビ台がこちら。
シンプルに木材の魅力をたっぷり味わうことのできるテレビ台となりました。
階段型となっているテレビ台は、このようにスライドさせて横幅サイズを変えることができます。
縮小時はW1200mm、伸長時はW2000以上に伸ばすことができます。
下段と上段の隙間にはデッキなどを設置することができるよう、H85mmの空間を作りました。
無垢材ならではの素材感溢れるカッコいい仕上がりとなりました。
総重量は結構ありますが、2つはセパレートして運べるので模様替えなどの際にも便利です。
納品時には一つ一つお部屋に運び入れました。
「処分するかどうするか」と悩まれていた座卓がご新居にお似合いのテレビ台に生まれ変わり、お客様ご家族はみなさま喜んでくださいました♪
テレビ台とご家族と一緒に、記念にお写真も撮影させていただきました。
素敵なご家族に囲まれて、家具もどことなく嬉しそうに見えます（＾v＾）
さて、実はこちらのテレビ台の他もう一つ、座卓の天板を活かしてワークデスクも製作させていただきました。そちらのリメイクについてはまた改めてご紹介するのでお楽しみに！
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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