変形テーブルを伸縮式にリメイク！天板や脚の形をそのまま活かして…

　 　　

変形テーブルの天板を伸縮できるようにリメイクさせていただきました。

リビングダイニングで使われていたテーブルで、とても気に入っているけれどご親戚が集まった時に手狭になってしまうからとご依頼いただいた今回のリメイク。

普段は大人3人で使用し、ご親戚が集まる時には7人程度になるとのことでした。

元のテーブルのサイズは、一番大きいところでW1570×D870。高さは650mmで、ソファと合わせて使われていました。

W1570をもう少し拡げられるようにしたいとのことで、伸縮の方法を考えました。

ルーツファクトリーでは過去に伸縮式テーブルをオーダーメイドしたこともあれば、リメイクで伸縮式にしたこともあります。

でも、このような特殊な形のテーブルを伸縮式にすることはできるのでしょうか。私ユリマタタはドキドキしながら家具作りたいおっさん（ルーツファクトリー代表）の考えるリメイク案を待ちました。

そして今回は、天板の真ん中ほどをカットして、そこに430mmの延長板を入れてW1570からW2000に伸長できるようにリメイクすることになりました。

お客様は天板の形の他、脚の形も気に入っていらっしゃったので、脚も元のものを活かしてリメイクすることに。

また、お家を建てた25〜6年前にオーダーメイドされたテーブルだそうで、天板や脚には傷や色褪せがありました。

5年程前にソファを張り替え、そうしたらテーブルの傷も気になるようになってしまったとのことで、こちらも綺麗に美装させていただきます。

それでは、リメイク後のテーブルの写真をご覧ください。変形テーブルも伸縮式にできるんだ！とあっと驚いちゃいますよ。

じゃじゃん！

こちらはW1570の状態です。

天板をカットしたため、真ん中に補強脚を取り付けましたが、それ以外は元のテーブルの形そのままです。

さぁ、どうやって天板を延長するのでしょうか。天板延長時の様子がこちら。

延長天板を裏側で金物で留め（六角レンチで締めることができます）、補強用の脚を天板にクルクルとねじ込んで…

じゃじゃじゃん！

大きい！W2000になりました！

天板の美しいラインを損なわないよう、延長用天板の縁の加工にはかなり気を遣いました。

この大きさであれば、大人7人が集まってもゆったりと座ることができそうですね。

素敵なテーブルの形を活かして、こんな風に伸縮式にリメイクできるなんて驚きです♪

天板や脚は、磨き直し＆再塗装してピカピカになりました。

ちなみに、こちらの写真だとちょっとわかりにくいのですが、お客様のご希望で再塗装後の色はお部屋のソファのお色味に合わせて少し赤みを強くしました。

納品時の写真で、それがよくわかるかと思います。こちらです。

ソファとお色味が揃い、より一層お部屋に統一感が出ました。

そして、お気づきの方もいらっしゃるでしょうか。

写真右下に写っているのは、ルーツファクトリーのオリジナルスツール『ラムスツール』です。「ラムスツール、可愛いですね！」と、テーブルのリメイクと一緒にご注文いただいていたのです。

ラムスツールはテーブルやソファのお色味と異なるのに、しっくりとお部屋に馴染んでいますね。

どんなインテリアにもスッと馴染むのがルーツファクトリーの家具の不思議なトコロです。（そうやってデザインしているからなんですけどネ♪）

天板を拡げられるようになり大人数でもゆったり座れるようになったテーブルと、あまり場所をとらずサブとしても活躍するラムスツール。

リビングダイニングという暮らしの中心となるスペースの家具を製作させていただいて光栄です。

製作させていただいた家具と素敵な毎日をお過ごしいただけたら何よりです（＾＾）

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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