婚礼タンスをご新居用テレビ台にリメイク！扉や引き出しを活かして…
婚礼家具のタンス3点セットをリメイクさせていただきました。
2つの家具にリメイクさせていただいたのですが、今回はそのうちの1つについてご紹介します。
お問い合わせくださったのは、東京都国分寺市にお住まいのお客様。ご新居を建設中ということでした。
お客様は、お引っ越しを控えて長年連れ添ってきた婚礼タンスをどうするか悩んでいると仰っていました。
その理由の一つが、タンス内に生えてしまったカビとのこと。
そのカビがとれるのであれば綺麗にして再びタンスとして使うのもアリだけど、いくつか業者に見てもらったところおそらくこのカビはとれないだろうと言われたそうです。
それであれば、あまりカビの影響がない部分を使用して他の家具にリメイクしたいとご希望いただきました。
お引っ越しにあたり新しく欲しいとお客様が仰ったのは、50インチのテレビを置くことのできるテレビ台。
詳細なお打ち合わせは、婚礼タンスがあるお客様のご自宅にお伺いして行いました。
ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』が、家具の仕様や状態を見ながらどのようにリメイクするのが良いかお客様とご相談を進めていきます。
タンスの本体は全体的にカビに蝕まれてしまっていたので、今回はタンスの扉や引き出しの前板を活かしてリメイクすることになりました。
婚礼タンスの特徴となる部材をたっぷり使って面影いっぱいにリメイクしましたよ〜！
それでは、さっそく完成写真をご覧ください。
ね！まるで婚礼タンスとセットだったのではないかと思うほど雰囲気そのままに仕上がっているでしょう♪
サイズはW1500×D400。高さは600mm強となっています。
婚礼タンスの扉や引き出しをリサイズして再び扉と引き出しとして使えるように加工した他、本体の側板にもタンスの扉を活かしました。
お洒落…！
扉を側板にも活かすことで、どこから見ても婚礼タンスの面影を感じられる仕上がりとなっています。
そしてもう一つ、ぜひお見せしたいのがこちら。
なんと引き出しに見えていた中央最上段は、ダウンステー式のデッキ収納スペースになっているのです！
お客様から「デッキ収納スペースにはホコリが入らないようにフタを付けたい」とご希望いただき、婚礼タンスの部材を活かしながらどうやってそのスペースを作ろうか…と考えたアイデアです。
私はルーツファクトリーで家具のリメイクを間近で見るようになってから5年くらい経ちますが、毎回「こんなことができるのか」のオンパレードです。笑
ちなみに、配線穴はなるべく大きめに開けてほしいとご希望いただき、強度の問題ない範囲で目一杯のサイズを開けました。
下部の引き出しはスライドレールを取り付け、開け閉めがしやすいようになっています。
意匠面も機能面もこだわりまくったテレビ台♪お客様のご新居へ納品させていただきました。
じゃじゃ〜ん！
「あらー！イイ感じ！」というお客様のお声にホッと一安心（＾＾）
扉や引き出しを開け閉めして使い心地も確かめていただきました。
その後、お客様と一緒にさっそくテレビも設置しました。
おぉ〜！テレビを設置すると、また一段と締まりますね！
これからテレビ周りを整えていかれるとのことで、きっと素敵な空間になるんだろうな〜と想像しました。
さて、次回のブログでは一緒にご依頼いただいたもう一つのリメイクについてご紹介します。
製作させていただいたのは、移動式ワゴン。そちらもどうぞお楽しみに！（移動式ワゴンへのリメイクについては↓からご覧いただけます♪）
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
素敵に大変身！思い出の婚礼箪笥（婚礼家具）のリメイク実例をご紹介！
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