家具のリメイク

家具のリメイクについて

    

思い入れのある家具に新たな息吹を与える選択

家具リメイクとは

リメイクとは“Re”(再び)“Make”(作る)という意味。 つまり家具のリメイクとは「家具を再び作る」事です。家具の修理「リペア」や再生「レストア」とは違い、 元となる家具を素材として考え、 「新たな価値」を見出しまったく別のものとして「作る」それが家具のリメイクです。

簡単なアイデアや方法ででできる家具リメイクもありますが、 本格的な家具のリメイクは必要に応じて構造を変更したり、 家具を材料の状態に戻したりもする為、 リメイクの内容によっては最初から家具を作るよりも 手間やコストがかかる事も少なくありません。

 

家具のリペア(Repir)や 家具のレストア(Restore)との違い

家具のリペア(Repir)や家具のレストア(Restore)は家具のリメイクと近い作業ではありますが、そもそも目指すところが違います。 家具のリメイクは「再びつくる」事がメインなのに対し、 家具のリペアやレストアは「その家具が製作、生産された時の状態(新品)が最良である」という前提である事が多いです。

家具のリペア(Repir)

傷の補修や修繕などで「目立たないように」や「使えるように」といった事が目的であり、大体の場合それは「新品時の家具の価値」を上回る事はありません。「買うと高いから」「引っ越す時に買い換えるから」といったように、消去法的に選ばれる事が多いです。「家具の美装」もリペアの部類に入りますが、美装は「壊れていない状態」である前提で、それを美しくする事を目的としてされる作業を指します。

REPIR

家具のレストア(Restore)

「家具のレストア」はストアで売られていた状態、つまり「新品のように」家具を再生する事をさしますが、レストアの場合はデッドストックやアンティークなど、希少価値によって製作、生産された時よりもその家具の価値が増している事があります。ただそれは、その家具自体が何か変わった訳ではなく、レア度、プレミア度で市場価値が上がったという場合がほとんどです。

RESTORE

3つのリメイクパターン

リサイズ、アレンジ、カスタム、 代表的な家具リメイクのパターン

家具のリメイクにもたくさんの種類がありますが、 代表的なリメイクパターンはこの3つになります。

  • 「家具のリサイズ」元の家具よりも小さくしたり大きくしたりする
  • 「家具のアレンジ」色を塗り替えたり取っ手やツマミなどを交換して雰囲気を変える
  • 「家具のカスタム」例えば引き出しのないテーブルに引き出しを付ける

リメイクの種類

広い意味での家具のリメイクは大きく分けると 『リメイク(再創)/リサイズ(変更)/リペア(修理)/レストア(再生)/カスタム(改造)』の 5つに分かれます。

リメイク(素材として考え再び創る)

リメイクは、「Re(再び)+Make(つくる)」の造語です。なので厳密な意味でのリメイクには修理や再生や改造は含まれません。「再びつくる」と呼ぶほどですからその家具が最初につくられた時よりも手間がかかる事も珍しくありません。この厳密な意味での「リメイク」の中でも、さらにお客様に合わせてオーダーメイドスタイルでリメイクするのがルーツファクトリーの最も得意とする「オーダーリメイク」です。

REMAKE

リサイズ(サイズを変更する)

リサイズ(resize)はサイズを(拡大・縮小)変更するという意味です。家具のリサイズは大きな婚礼家具を小さく縮めたり、小さくなったダイニングテーブルを大きくしたりなど、様々なバリエーションがあります。リメイクと重複する部分も多いのですが、そのままの見た目でサイズだけを変更することを主にリサイズと呼びます。

RESIZE

リペア(使えるように修理する)

傷ついたり壊れた家具を修理したり補修したりする事を「リペア(repair)」といいます。使えるように直したり、見栄えを整えるのが目的となります。「使えるように」が主な目的となる事が多いので、とことんな作業よりもコスト重視で作業を選ぶ事が多く、新しく買うのとどっちが安いか?という比較をされる事も多いです。

REPIR

レストア(元通りに再生する)

「リペア」が「修理」や「補修」を指すのに対して、「レストア(restore)」は「復元」や「回復」や「再生」を指します。アンティーク家具やデッドストック家具などの歴史的価値があるとされるものや、思い入れのある家具がレストアの対象となる事が多いです。あくまでそのものが新品だった時を最良の状態として、それに近づける事を目的とする事が多いです。

RESTORE

カスタム・アレンジ(改造する)

家具の「カスタム(custom)」や「アレンジ(arrange)」は今ある家具にちょっと手を加えて改造する事を指します。(動詞として使う場合はcustomizeが正しい)根本から作り変えてしまうというよりは、元の状態に少し手を加える事を指します。「DIYで家具をリメイクする方法」などで紹介されている作業はカスタム・アレンジ区分な事が多いです。

CUSTOM

でも、大きくまとめると 全部家具のリメイクになります

作業の内容や金額も変わるのでルーツファクトリーでは4つのリメイクを区別していますが、内容が重複する場合もあります。厳密な境目の絶対的な基準はないので、 一般的には上記の全部を「家具のリメイク」と呼ばれる事も多いです。

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得意なのは「オーダーリメイク」

ルーツファクトリーが得意なのは最も手間もかかり 技術も設備も必要なオーダーリメイクです。 リメイクは追求するとどこまでも複雑で大変になります。 それを15年間とことん追求してきました。 大切な思い出の家具を、お客様と一緒に考え 「使う人にとって最良の形に再びつくる」 ということを追求してきたので、 「なるべく安く簡単に作業する」というのは 正直言って苦手です。 技術的にはその方がもちろん簡単だし 手間もかからないのですが、 それを目的にしてしまうと 「大切な家具をずっと大切にしたい」という お客様の気持ちを裏切るような気がするのです。 「ハッキリ言って家具を安く作ろうなんて思ってない。 もっと大切なこと」ブログに書いたのでご覧ください。

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